利用規約

《 生体売買に関する規約 》
  〜ご利用の前に必ずお読みください〜

 ペットの販売にあたり、売主(以下、甲とする)と買主(以下、乙とする)は以下の通り売買契約を締結し、正式に生体売買契約書を交わすこととする。
 これに先立ち、甲は乙に対し当該ペットの適正な飼養又は保管のために必要な情報を提供したことを確認する。
 乙は、命ある動物を飼育することを十分に自覚し、愛情をもって終生飼育するとともに、適正な飼育、予防注射等の健康管理を行い、飼主としての社会的責任を自覚する。

1.【 仔犬の血統 】
  目的対象の仔犬たちは全てJKC(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)の血統書のある純血種の親犬から生まれています。
 
2.【 予約方法 】
 原則として、乙は予約後2日以内(予約日含む)に指定口座に生体価格の50%を手付金としてお振込みいただく必要があります。残金はお引渡時にお支払いください。

3.【 予約解除 】
 手付金振込後の自己都合・不当・違法・違約等による一方的な予約解除はできません。また、甲に損害が生じる虚偽の事実を発見した場合は予約を解除いたします。
 その場合、手付金は営業上の損害金に充当し返還できません。ただし、甲が事情を認めた場合のみ予約金額の50%を上限として返金に応じます。

4.【 仔犬引渡しまでの飼養と管理 】
 乙に引き渡すまでは父母犬・兄弟姉妹犬と共に甲犬舎の健全な環境下において適正に飼養管理を行います。
 お引渡日までに目的の仔犬が死亡、または、疾病等によりお引渡しができない状態になった場合、お預かりしている予約金は全額返金いたします。

5.【 仔犬の健全性保障 】
 甲は、目的とする譲渡犬を獣医師による健康診断を実施し健康状態を確認後お引渡しします。

6.【 本契約および仔犬の引渡方法 】
 生後57日以降(法定期間)の日程を決めて、甲の事業所にて必要事項のご説明および譲渡後の飼養管理等の確認を行います。
 その後、売買契約を交わし、残金お支払いが完了次第お引渡しとなります。
  尚、ワクチン代等の別途費用が発生する場合はお引渡し時にお支払いください。

7.【 契約解除 】
 契約日は上記6の引渡日と同日とします。尚、甲の了承を得ない契約日の変更または遅滞は如何なる事情であっても契約を解除したものとみなします。
 契約日決定後は、乙の自己都合・不当・違法・違約等による一方的な契約解除はできません。また、甲に損害が生じる虚偽の事実を発見した場合は契約を解除いたします。

8.【 契約解除に伴う違約金 】
 上記7の事由により契約が解除となった場合、乙は損害が生じた日数分一日当たり5,000円(1頭当たり)の飼養管理費を甲に支払うものとします。ただし、甲が乙の事情を認めた場合はこの限りではありません。

9. 【 生体保証 】
 譲渡日から10日以内に当該保証対象犬が先天性疾患又は伝染病により死亡した場合のみ仔犬代金全額を返金いたします。この場合、保証請求の手続きは、生体死亡確認の3日以内に甲に連絡し、死亡確認後10日以内に下記書類を添えて請求を行うものとする。
①各別の動物病院の死亡診断書計2通(原本)
②伝染病予防ワクチン接種証明書(原本)
③本契約書
④ 血統書 (未着の場合不要)
 尚、これにかかる病院費用および送料等の諸経費は乙の負担とします。
 目的対象の仔犬は、生体であるため譲渡後の成長に伴い毛色・毛質・噛み合せ・体格・視聴覚・内蔵や生殖器・骨格・肌の状態・性格等は環境や飼養方法など諸条件により個別の変化が生じます。これらを原因としたクレームやキャンセルはできません。

10.【 免責事項 】
 次のような場合、生体保証の対象外となり、甲は乙に対し一切責任を負いません。
・乙および飼育者の故意または過失に基づく死亡、低血糖での死亡
・給水不足、給餌不足、遊ばせ過ぎなどの原因による体調不良、死亡
・伝染病ワクチンの未接種および指定日にちを越えて接種した場合の死亡
・獣医師による適切な時期に適切な治療を施さないことでの体調不良、死亡
・事故または天災による死亡、逃亡、及び盗難
・転売や譲渡された場合
・保証請求に際して虚偽の申告があった場合
・ペットの成長による体格や体重の増加、毛色、毛質の変化、老化等による健康悪化等
・成長過程における歯の噛み合わせ不良、繁殖障害(片睾丸・停留睾丸、不妊症等)
・アレルギー性疾患 
・引き渡し時点で確認できなかった遺伝疾患
・その他、甲の故意または重大な過失によらない予測できない事由による損害

※ここまでの内容は、主に売買について記述していますが、里親様への譲渡の場合においてもこれに準じて適用いたします。

11.【 里親への譲渡 】
・甲が里親として不適格(法的不適格者、不適切な繁殖業者、その他)と認めたときは譲渡をお断りする場合があります。
・お引渡し前に、健康状態その他必要事項の説明を行い、譲渡後の飼養管理の確認を行います。
・里親予定者様は、必要に応じて“お試し期間(一週間以内)”を申込むことができます。尚、その期間における飼養管理責任および発生する必要費は里親予定者様の負担とします。
・お引渡しは、原則として甲の犬舎で行います。
・目的対象犬にかかる譲渡後のワクチン接種、狂犬病予防、その他医療費、輸送費等の経費は譲受者(里親様)の負担とします。
・譲渡後のキャンセル、返品、交換はできません。
・譲渡後、目的対象犬が死亡または重大な疾患状態になった場合でも甲は一切の責任をおいません。
・譲受犬を営利目的に使用すると思われる方への譲渡はお断りする場合があります。ただし、甲が認めた場合はこの限りではありません。